母の嫁ぐ日

終戦直後、夫をひとり残し、幼い男子と姑を連れて樺太から北海道へ引き揚げた文子は、夫が樺太で病死したことを知る。
文子は姑と数々の苦労をしながら息子を育て、息子は小学校に上がった。

文子は教師の仕事とアルバイトをしながら家系を支えていたが、気持ちは再婚へと傾いていく。

画像


戦後の混乱期に、生きるために必死だった女性が、亡き夫の家を息子に再興させたいという気持ちの中で、女としての幸せを求める気持ちも、抑えることができない。
しかし子連れ、姑連れにまともな再婚話があるわけもなく、文子の心は揺れ動く。


大学の一年先輩で、あるグループとゼミでも一緒だった岩城圀彦さん(ペンネーム)が、このたび小説を出版されました。
編集者としてサラリーマン生活を終えた後、ご自分の経験もベースにして書き上げたようです。

歴史研究家としても活動されている岩城さんは、戦後の生活状態を忠実に再現しながら、女性が書いたのかと思わせるくらい、見事に女心を表現しています。

戦争を知らない人たち(私も記憶がない一人ですが)には想像できないような、住むところも食べるものもない、まず今日を生き延びなければならなかった終戦直後。

その中で、嫁が夫の家系を守るとは、子供の本当の幸せとは、女の幸せとは何か?と問いかける、珠玉の名作です。

           「母の嫁ぐ日」   岩城圀彦 著    文芸社    定価 1,470円

  (東京の主な配本先)

       リブロ、紀伊国屋書店、三省堂書店、芳林堂書店、よむよむ、丸善、etc.
   
上記以外でも、どこの書店でも注文できます。


画像



当直明けの今日の午後、スタジオ アマンドールへ行きました。(昼間は初めて)
お客は私のほかに女性が3人。
皆さん、なかなかお上手でした。

私は最初、クリスマスソングに挑戦も、なれない歌でいまいち。
その後、「愛は限りなく」 「少しは私に愛を下さい」 「夜のタンゴ」を歌ったところで、夜の別の飲み会があるので、後ろ髪を引かれながらお先に失礼。

お客の女性2名は初対面でしたが、私のブログを読んでくださっていたようで、うれしいやら恥ずかしいやら。
インターネットの威力と恐さを再認識しました。

悪いことはできませんね。
いや、別に悪いことをしているというわけではありませんが。

 (下の写真は、photo-kさんが「竹林の紅葉」をアップされたので、私も真似してアップしてみました。)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2008年12月16日 21:52
流石に交流が広いですね、小説家もお知合いなんですね。そして新しい歌姫もブログで!
竹林の緑に赤い紅葉も立派な大木ですね。
カンツォーネ
2008年12月16日 22:41
さくらんぼさん、こんばんは。
小説家が知合いではなく、親しい先輩がついに小説を書いたというほうが正しいと思います。
新しい歌姫たちは初来店したようですが、以前から私のブログは見てくれていたようです。

この城址公園のモミジは大木が多く、見応えがあります。
2008年12月17日 09:13
私もこの時代に生きていたら・・・と考えてしまいますね。
「母が嫁ぐ日」、本屋さんに行ったら探してみようと思いました。

それにしても当直明けで昼は「アマンドール」、夜は別の飲み会・・・お元気ですね。
カンツォーネさんの歌声、今度聞かせてきださい。
カンツォーネ
2008年12月17日 16:26
茶々さん、こんにちは。
戦中・戦後の一時期は、私達には想像もつかないくらい大変だったのでしょう。特に夫をなくした母親が生き抜くことは..。

年末は忘年会がいろいろ入っています。
その中をぬって、歌いにも行かなければいけないので忙しいです。
最近は、カミサンの機嫌が悪いです。
2008年12月17日 18:59
インターネットは 凄いようですよ~。 私も たまに 怖いときありますもん!! ところで こういう本は 大好き 早速日本に帰ったら 買ってみたいかと思ってま~す。。 なんか 涙もんっぽいの 母親ぽいいのが 大好き。。!!で 昔からなんですが あの恋愛もの?? まったく苦手なんですよ~!
カンツォーネ
2008年12月17日 20:43
cookieさん、<涙もんっぽいの 母親ぽいいのが 大好き> とは意外でした。
ブログからイメージすると、ドライな感じがしていたので。
この本はきっとピッタリですよ。
是非購入されて、先輩の売り上げにご協力お願いします。
恋愛もの、私も読みませんね。
最近は古代歴史ものばっかり。日本、中国、ローマ..。
photo-k
2008年12月17日 22:22
交友関係がお広いですね。
最近車での移動が多いせいで
本を読む時間が減ったように思います。
買うだけで未読本の本がどんどんたまってる状態です。(笑)

城址公園の紅葉は見事ですね。
美しく撮影されてますね。
崖ギリギリからローアングルで見上げるともっと迫力が増すかな?
成田よりはるかに素晴らしいと思います。

カンツォーネ
2008年12月18日 07:35
photo-kさん、私もブログ始めてから、読書時間が少なくなりました。ほとんど通勤時間だけです。

今年の城址公園の紅葉は見事でした。
↑の写真は、光の加減がいまいちでしたかね?
そうか、ローアングルで見上げると印象が全然違いますね。
勉強になりました。
2008年12月18日 15:16
戦争のことを知らない世代が今は圧倒的に多い時代ですね。
今度、本屋さんに行ったら、探してみます。最近は読書する時間が少なくなって、反省しているところです。
2008年12月18日 20:12
男性が女性の気持ちになって執筆する本、ぜひ読んでみたいです。
たしかに雑誌などはパラパラと読むのですが、読書はご無沙汰です。
忘年会シーズンですね。
カンツォーネさんも飲み過ぎにご注意を(笑)
2008年12月20日 08:04
きっちり絵になっていると思いますよ。
あくまでも私の感想を書くとすると
空の面積がもう少し少ないと
もっともっといいかな
なんて思ったりしました。
カンツォーネ
2008年12月22日 14:30
湖のほとりから・・・ さん、返コメント遅れてすみません。
終戦直後の北海道は、樺太から引き上げてきた人たちが多かったのでしょうね。
その頃に比べれば、今の世ははるかに恵まれていますが、自殺したり人を殺したりと、とても乱れています。
人の幸せって何なんだろうかと、考えさせられます。
カンツォーネ
2008年12月22日 14:34
ハーモニーさん、返コメント遅れてすみません。
お察しの通り、飲み会に忙しくて..。
ブログやってると、読書時間が少なくなりますね。
私も通勤電車の中だけになってます。
この本、ご興味がありましたら、ぜひお読みください。
でも岐阜だと、本屋さんに注文しないといけないと思います。
カンツォーネ
2008年12月22日 14:37
photo-kさん、たびだびアドバイスいただき、ありがとうございます。
いろいろ参考にして、試行錯誤したいと思います。
これからもよろしく!
ミヤちゃん
2008年12月31日 20:41
母の嫁ぐ日は私も読みました。
北海道生まれの66歳。
文子さん、康一君、貞子さん、シズさんそれぞれのの思いが感じられます。
友人である岩城さんの活躍を祈ります。
カンツォーネ
2008年12月31日 21:19
ミヤちゃんさん、コメントありがとうございます。
無骨な岩城先輩が、これほど女心を見事に表現されるとは思いませんでした。
とても考えさせられる小説でしたね。
若い人たちにも読んでほしいですが、理解してもらえるのかどうか..。
りりい
2009年01月06日 18:24
「母の嫁ぐ日」・・・12月に、このブログを読んですぐに 
amazonで注文したのですが、在庫がないらしく、未だに
届きません。同じ日に注文した別の本は、早めに
配本されたのですが・・・。
でも、その分だけ、期待がふくらみます。
楽しみに待っています。
カンツォーネ
2009年01月06日 22:27
りりいさん、本を注文していただいてありがとうございます。
メジャーな作家の本ではないので、発行部数が少ないのだと思います。
もう少しお待ちくださいね。
この本、やはり女性からの反響が大きいようです。

この記事へのトラックバック