男→男のストーカー?

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前回も書きましたが、私は東北のS市に単身赴任していた時期がありました。
その時にちょっとこわい話があったのです。

私が住んでいたアパートのそばに、おいしい魚とおいしい日本酒を出す店がありました。
そういう店には目のない私は、週1~2回通っていました。

そこでたまに、やはり単身赴任できている1歳下のサラリーマンに出会いました。そのうちにその店で飲んだ後、一緒にスナックへ行ったりする関係になりましたが、私はベタベタした人間関係が好きでないので、特に彼と待ち合わせて飲むことはしませんでした。

しかし彼の方からは、たまに私のアパートへ電話をかけてきて飲みに誘われました。
これは私にとってありがた迷惑で、たとえば今日はおいしい料理をつくって(あるいは買ってきて)十分食べて飲んだ後だったり、ビデオを借りていて今日中に見なければいけなかったり、いろいろとこちらの都合もあるのです。

でもいつも断るわけにはいかず、かなりの頻度でつき合っていましたが、その電話の回数がだんだんと多くなり、ほぼ毎日くるようになりました。
そうなると毎回言い訳して断るのも面倒になり、彼からかかってきそうな時間帯には電話に出ないようにしました。

そうするとこんどは、ランダムな時間にかけてくるようになり、私は夜には電話にでないようにしました。しかし他の用事で電話を待っている時などで、彼からの電話にでてしまうことがあると、彼は「さっきも電話したのですが出ませんでしたね」「何時ごろ帰宅したのですか。それまでどこにいたのですか?」などと詮索してきました。

それからもアパートの電話は彼が転勤になるまで毎夜、何回も鳴り続けていましたが、私は電話恐怖症のようになってしまいました。
たぶん彼は私のアパートの外まできて、明かりが点いているかどうかの確認もしていたと思います。

けっして悪い人ではなく、飲み友達がほしいだけの寂しがりやだったのだと思いますが、クールな私とは合わなかったと思います。
飲み友達でしたから、ストーカーという言葉はふさわしくないと思うし、ちょっと気の毒だったかなという気もします。


        (写真は佐倉城址公園のハナミズキです)

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